異世界体験(英語暗唱大会)
先日、 長男が 全空知中学生英語暗唱大会に 参加しました。
長男の 一度も聞いたことない英語聞きたさに (笑)
ビデオカメラ持参で ちょっとソワソワして ついてったんですが
行ってみて ビックリ!!
見たこともない世界・・・
英語が苦手な長男が選ばれて参加する・・・ってだけで
正直ナメていた私ですが、立派な大会です
周りにいるのは かしこそうな中学生たちと ご父兄のみなさん
そして、それぞれのALTの先生と 英語の先生達
まだまだ開場まで時間があるのに、ピリピリとした緊張感に包まれていました~
長男はというと 「・・・オレ、場違いじゃねぇ?」と こちらもかなりな動揺
一ヶ月くらいまえに 「大会でるかも~」 と報告されたときは
「何故?」
だって 私 長男が英語話すの 聞いたことないんですよ
単語しか聞いたことないんですよ
・・・・いやいやいや、・・・・・いやいやいや、無理でしょ
中学校に入って 初めてまともに英語に触れた程度ですから。なんでも 教科書5ページくらいを 暗記して発表するというのです
ただ暗記したものを 暗唱するのでなく
身振り手振りも交えたり 感情豊かに 暗唱するそうなんですよ
・・・・いやいやいや、・・・・・いやいやいや、無理でしょ出場するには いろいろと条件があるらしく
日常会話が英語ではない人とか 日本人であることとか なんかあるみたいです。
が、 小さいときから英会話を習ってる人も たくさん出場するわけです
学校代表なので 迷惑かけるわけにいかないし
他にもっと英語得意な子いるだろに。 っておもったし。
期待されたら 応えたい、がんばりたい という長男の気持ちもわかります
でも、 正直言うと、
部活に、生徒会に、勉強に・・・十分がんばってます(親ばか)
時間が空くと 自主トレしたり、疲れて寝ちゃっても 早起きして勉強したりしています。
これ以上 無理しなくていんじゃない?と思いました。(親ばか)
でも結局 引き受けたようで 彼のチャレンジ精神には ホント頭が下がります(親ばか)放課後、先生の指導のもと ずっと練習していたようですが
家では いっさい見せず、夜中に部屋から なんかお経のような声が聞こえてくるくらいで
ホント 大丈夫なのかなぁ 話せるのかなぁ と心配で 心配で (ばか親)でも・・・ 長男のこと ナメていました・・・
めちゃくちゃ かっこよかったです(超ばか親)
なんだなんだ!? なんでこんなに話せるの?
ビックリです
親戚中に見せたいくらい (超超ばか親)
すべてが英語の進行の中、
33名の生徒が出場して、 順番にそれぞれ発表していきます
だいたい一人5分間くらいでしょうか
審査の妨げになるので 私語厳禁、 発表中の出入り禁止など
物音ひとつしないシーンとした中での発表
見ているだけの私でも緊張します
すごい!と思ったのは 誰一人 最後まで ド忘れする事無く
発表していました 北島さぶちゃん以上ですよ!
英語がまったく分からない私でも 分かりやすいな、聞きやすいなとか
楽しそうだな 悲しいお話なのかな と感じることが出来ました
ただ 落語のお話を発表中 たぶんとっても面白いオチが
あったようで 周りのみなさん 笑い出したんですが
私だけ オチわかりませんでしたっ
あぁ~ 英語勉強しとけばよかった
いっしょに 笑いたかった
とっても緊張して肩が凝ったけど
こんな世界でがんばっている子供たちもいるんだなぁと感動
私の怠惰な学生生活では 絶対に経験することのなかった世界です
この子の親だから 経験することができたんだなぁ
ありがとう
賞には入れませんでしたが 私としては 大満足なわけで
やれやれ終わったーっ と、同時に 先生が
「よしっ 明日から来年に向けて 練習するぞ!!」 「・・・はい」 って
来年も出るんだぁ 受験なんだけどなぁ
帰り道は さすがにぐったりの様子で
「あぁ 学校休めてラッキーと思ったけど
学校行った方がラクだったわ~ 部活サボりたいわ~」と。
いつもの私なら説教体制にはいるところですが
今日ばかりは 頑張った息子を 温かい目で見守っておりました
・・・が 数秒しか持たず
先日イオンで買ったばかりの 水筒の お茶を 飲みながら
長男は
「うあ。この水筒 もう使いたくない
この口つけるとこ 便器にしか見えない・・・おえぇ」
・・・・・・・・・
「自分で 選んで買った水筒でしょっ さっさと 部活行きなよっ」
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